L−カルニチンは、アメリカで発見された新たんぱく質です。体脂肪をエネルギーとして燃焼させるために必要不可欠な成分です。
カルニチンにはL体とD体という2種類の構造(光学異性体)があり、もともと体内に存在するL体のL-カルニチンだけに健康効果があります。
また、ブドウ糖の代謝を促進する作用成分でもある為、運動時にL−カルニチンを摂取することで、体脂肪をエネルギー源として、効率よく利用することができます。
残念なことに、このL−カルニチンも加齢により減少する成分なのです。
このことが原因のひとつとして、脂肪が体に蓄積されてしまうことにつながります。
また、不足していない人でもL−カルニチンを摂取することにより体脂肪減少を増強する効果のあることがわかっています。
ですからダイエットしたい方にはぜひとも必要なものだといえますね。
L−カルニチンの摂取量が一番多いオーストラリアと日本との摂取量を比べるとオーストラリアでは日本の約6倍も多く摂取されており日本ではかなり不足しています。
欧米では、心臓病患者などに利用されてきました。肥満外来病院でも使われています。そのほかにも脳の認知機能の改善も確認されています。
L−カルニチンは、今まで日本では医薬品でしたが、2002年に食品に分類されてから健康食品として利用されるようになった新素材なんです。
もっと詳しくちょっとだけ専門的に解説すると・・・
脂肪は細胞のエネルギー源として使われると、はじめて燃焼して減少します。つまり細胞がそのエネルギーを燃焼しないと脂肪は無くならないわけです。
その時、脂質や脂肪等を細胞にせっせと運んでくれる物質がL−カルニチンなのです。
L−カルニチンは二つのアミノ酸、リジンとメチオニンから構成された成分で、おもに骨格筋や心筋に存在します。体の中でも肝臓や腎臓において合成することができます。
脂質代謝など体内での代謝に必要な作用成分であり、エネルギー製造過程において、ミトコンドリアでの脂肪酸輸送に関与する成分です。
身体の中にある脂肪をエネルギーとして燃焼させる酵素リパーゼを産出する役割もあります。
脳内にも多く含まれることが確認されており、不足すると痴呆の原因にもなるといわれています。したがってL−カルニチンは脂肪代謝のみならず神経生理学的な面でも重要な働きがあると考えられています。
加齢による合成能力の低下、またストレスの多い生活環境で必要量が多くなると考えられるL−カルニチンです。やはり食事だけでの補給は難しくなっていく一方です。
サプリメントによって効率的にL−カルニチンを補給するのが、一つの解決策といえそうです。とくに運動前の摂取は大きな効果を期待できます。 |