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大豆が優れた食品であることは、よく知られています。まず初めに語るべきことは、植物性のタンパク質が豊富であること。”畑の肉”と呼ばれるのはこのためです。またそのほかにも多くの成分をバランスよく含み、健康や美容に役立つ食品であることは誰もが認めることでしょう。
大豆イソフラボンはその中の成分の一つで、栄養学的な研究が進むにつれその働きが明らかにされてきました。
●イソフラボンとは
イソフラボンは植物に含まれるポリフェノール成分の一つのグループです。大豆以外にもイソフラボンは存在します。
イソフラボンとはホルモンと同じような作用をする成分の一つです。 イソフラボンは体内でつくられるエストロゲン(女性ホルモンのひとつ)と似たはたらきをするため、「植物エストロゲン」ともいわれます。イソフラボンは、体内にあるエストロゲンを受け入れる受容体と結合することで、エストロゲン様作用を示します。
イソフラボンが体内で合成されるエストロゲンと大きく異なるのは、イソフラボンはエストロゲンの分泌が多いときには抑制し、少ないときには亢進させるという作用を持っていることです。つまりイソフラボンは、閉経前には高すぎる女性ホルモンのはたらきを抑さえ、閉経期以降は欠乏したエストロゲンを補うようにはたらくのです。
このことからホルモンバランスが不安定なことからくる症状、とくに女性特有の悩みに有効であるといわれます。
イソフラボンを含むものは何種類かありますが、日本人にとって大豆は古くから食されてきたとても身近な食品です。そのおかげで大豆製品による恩恵の一つとしてイソフラボンを自然に利用してこれたわけです。
実際に、日本食を食べる日本人は、更年期障害などの症状が比較的おだやかであるといわれてきました。これは、煮豆や豆腐、納豆など大豆製品を食事にたくさんとり入れてきたおかげなのです。
●イソフラボンをとるには
イソフラボンを含むものは他にもありますが、それぞれのイソフラボンは、はたらき方が微妙に違います。たとえばプエラリアに含まれるイソフラボンは大豆の40倍もあるそうで、女性特有の症状の改善のほか豊胸効果があることも報告されています。
サプリメントとしてとる場合には、大豆イソフラボンよりもすぐれていると思われるイソフラボンを利用するほうが、賢い選択のようです。
ただし日本人の食生活を考えたときに、もっとも身近なイソフラボンで食事としてとり入れることが簡単であるのが”大豆イソフラボン”なのです。
植物性タンパク質をはじめ、様々な栄養素を含む大豆は健康食品としてすぐれたものですが、イソフラボン摂取ということでも体に良いものだということがわかりました。大豆製品の良さを再確認したところで、今後は食事に積極的にとり入れていきたいですね。
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