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カプサイシンとは唐辛子の辛さのもととなる成分です。
唐辛子を食べると体が熱くなったり汗が出たりすることは誰でもよく知っていますが、それがカプサイシンのはたらきであるということも、もはや常識といえることです。
唐辛子の辛味は種子の部分に多く、果肉部分には少ない傾向があります。また品種によって辛さの程度にちがいがあります。身近に料理に使われるものとしては鷹の爪がありますが、あまり辛くないようにするには種を除いて使うことがありますね。
激辛の唐辛子で「ハバネロ」が有名になりました。テレビや雑誌などでよく取り上げられています。ハバネロの名前がついたスナック菓子なども登場してちょっとしたブームになっています。
●カプサイシンのはたらき
カプサイシンは、体脂肪を燃焼させて肥満を防止する、新陳代謝をよくして持久力を高める、便秘を解消して美肌作りに役立つなど、数々の生理活性作用があることがわかっています。これはカプサイシンが中枢神経を刺激してホルモンの分泌を促しエネルギー代謝を盛んにするためです。その結果、食欲不振や冷え性などの改善にも役立つことになります。
食欲不振を改善すると逆に太ってしまうのではないかと疑問に思ってしまいます。しかしそのような心配はなく、しっかりシェイプアップできるそうですので安心してください。これはすでにラットによる実験で確かめられています。
唐辛子を大量に摂取する韓国人は肌がきれいで肥満体の人が少ないということはよく知られていることで、カプサイシンの有効性を証明してくれる大きな事実といえます。
また唐辛子を米びつや糠漬けの糠の中にいれるなど、昔からその優れた殺菌作用が利用されてきました。
さらに、カプサイシンの辛味によって少量の塩分でも食事を満足できる味にすることが可能です。塩分摂りすぎが問題となっている現代食には有効な減塩方法のひとつです。
ただし、急にカプサイシンを摂りすぎると胃の粘膜をいためることになりますので無理な摂取は禁物です。辛いものが苦手な人が我慢して食べるようなことはやめておきましょう。内臓に不安を抱えているような人も控えめにしたほうがいいですね。
●日常の摂取
唐辛子は料理の味付け、スパイスとしてカレーやパスタに使われるほか、うどんやそばにかける一味や七味唐辛子が一般的です。さらには中華料理や韓国料理で使われる豆板醤、ラー油なども近頃では珍しいものでなくなりました。
日本人にとっていちばん唐辛子のイメージが大きいのはキムチでしょう。広く知られるようになった食べ物ですので、ただそのまま食べるだけでなく、いろいろな料理に応用するレシピがたくさん紹介されています。
唐辛子(カプサイシン)を好みに合わせて積極的に食生活にとり入れていけば大きな効果を期待できますが、前に述べたとおり無理な摂取は禁物です。おいしい食事を楽しみながら気楽にいきましょう。
辛いものが苦手な方はサプリメントによる摂取も選択肢の一つです。
おもに食事としてとることが多い唐辛子ですが、たとえば冬場のしもやけ防止に靴の中に入れたりする使い方もあります。けっこう効きますよ!
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