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私たち日本人に最も不足しがちなのがカルシウムです。よく知られるように骨の成分の多くを占めるものです。そのために骨折の多い子供が増えたり、女性を中心に骨粗しょう症が増えていることが大きな問題になっています。
●不足分のカルシウムは骨から
体内のカルシウムのうちほとんどは骨や歯の成分であり、これを「貯蔵カルシウム」といいます。
それに対し、残りは筋肉や血液に存在し、「機能カルシウム」と呼ばれています。この機能カルシウムは血液の凝固作用や精神安定剤のような作用をします。
血液中のカルシウムが不足すると、骨から貯蔵カルシウムがとりだされて不足分をカバーしようとします。これが続くと骨粗しょう症などを引き起こしてしまいます。
●精神安定剤カルシウム
カルシウムは神経伝達に大きな影響を与え、ストレスを和らげる、興奮や緊張を緩和するなどのはたらきが見られます。これがいわゆる精神安定剤のようなはたらきなんです。
青少年の犯罪が問題になってきていますが、「キレる子供」ということをよく聞きます。カルシウムの不足によりイライラしたり怒りっぽくなっているのが原因とも言われます。子供に限らず誰しも現代人は同じ傾向があるとすれば、いつ何があるかわからない物騒な世の中です。
※さらに筋肉の収縮や血液の状態にも関係が深く、高血圧や動脈硬化を予防するはたらきもあります。これにはカルシウムとその他ミネラルとのバランスが関係してきます。
●カルシウムを効率よく吸収
カルシウムを摂取するときに問題なのは、じつはナカナカ吸収されない成分であるということです。カルシウムを多く含んだ食品をとっても、吸収される量が少なくそのまま体外に排出されてしまうことが多いようです。
効率よくカルシウムを摂るにはビタミンが大きくかかわってきます。ビタミンDが、もっとも吸収の手助けになり、そのほかビタミンKも有効です。したがってカルシウムと同時にビタミンDを摂ることはとても有効であるといえます。
ほかにもカルシウムの吸収を助ける成分はいくつかあります。
カルシウムを摂るのには牛乳というイメージがありますが、牛乳の優れているところはカルシウム自体の量よりもほかの成分による吸収効率のよさにあるんです。
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